意外に知らずに使っている人が多そうなSDカードの特徴

前提として、電子機器に使われているフラッシュメモリにはNOR FLASHとNAND FLASHがあります。一言で言うとNOR FLASHは書き込み回数多いのですが容量少なく、NAND FLASHは書き込み回数少ないのですが大容量です。そしてSDカードはNAND FLASHに分類されます。最近ハードディスクの代わりによく使われるSSDもNAND FLASHで似たような特性を示します。もちろんもっと細かい違いや、それぞれのFLASHにもまた色々種類はあるのですが今回は省略します。10万回くらい書き込めると思っている人が結構いますが、多分NOR FLASHと誤解されていると思っています。よく一声100回とか言われます。といってもこの数字は温度や電圧等のワースト条件でのものなので、普通に使っていたら500回くらいはいけるんじゃないでしょうか。ネットで調べるとプロセス等でも結構変わるみたいですね。 また、100回というのはセル毎の寿命の話なので、100回書き込んだらカードが壊れちゃうわけでなく、そのセルが壊れてしまうだけです。普通SDカードの中のファームウェアが壊れたセルは使わないように動作するので、書き込みの限界を超えると段々容量が目減りしていくような挙動を示すことになります。

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