NTTドコモは5月24日、サムスン電子製Androidスマートフォン「Galaxy S8 SC-02J」「Galaxy S8 SC-03J」を6月上旬に発売することを発表しました。両機種は、3月末に米国で発表された「Galaxy S8」「Galaxy S8+」のドコモ版です。SC-02Jは5.8型、SC-03JはWQHD+(1440×2960ピクセル:画面比9:18.5)の6.2型Super AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載している。「Infinity Display」と名付けられたこのディスプレイは、画面の4隅が丸みを帯びていることが特徴で、HDR(高ダイナミックレンジ)表示に対応しています。プロセッサはQualcommの「Snapdragon 835」(CPU部は2.35GHz×4コア+1.9GHz×4コア)を搭載し、メモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備えます。外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCに対応している。外部接続端子はUSB 3.0 Type-Cとなっている。生体認証は指紋認証(センサーは背面に搭載)、虹彩認証、顔認証の3種類を利用できる。バッテリー容量はSC-02Jが3000mAh、SC-03Jが3500mAhで、ユーザーによる交換には対応していません。アウトカメラは約1220万画素のデュアルピクセルセンサーとF1.7レンズの組み合わせとなっています。ハードウェア的には先代の「Galaxy S7 edge」と変わりないのですが、3枚の画像を合成することで手ブレやコントラストを最適化する「マルチフレームテクノロジー」の適用範囲の拡大など、ソフトウェア面で改善を行っています。